ドイツの家探し

ドイツの家探し

ドイツの家探し

ちょっとググると口を揃えて「難しい」という記事が出ると思います。2019年の12月でもそれは同じです。

家探しの流れ

流れを紹介

賃貸物件の募集を見つける。物件の見つけ方は次の通り。

  • 知人の引越しに合わせて次にその物件に入る
  • 知人の借りてるマンションのオーナーに聞いてもらう
  • 新聞広告
  • ウェブサイト

家のタイプは、アパートの他、シェアハウスもポピュラーです。

上記サイトから内見希望のメールを送る

同僚に添削してもらって次のようなメールを送りました。

Sehr geehrte Damen und Herren,

ich interessiere mich sehr für Ihr Wohnungsangebot.

Ich bin 【年齢・数字で】 Jahre alt, stamme aus Japan arbeite in Karlsruhe als
【職種・会社のrole】 bei der 【会社名】. Ich bin Nichtraucher,
habe keine Haustiere und könnte die Wohnung sofort beziehen.

Ich freue mich sehr auf Ihre Antwort.

Freundliche Grüße,

メールのコツですが、ズバリ「スピード」!各サイトで自分の検索条件を保存してメールで通知ができます。スマホアプリもあるので、スマホアプリも活用すると新しい物件が出たら即座に知ることが出来ます。出たら、ほぼ何も考えずに(考えたくなるけど)、メールを送ります。とにかく内見の予約を取るのが第一ステップです。内見できたって契約できるとは限りません。

内見する

内見の予約ですが、日時は大家の都合次第です。交渉もダメ元でやってみるのもいいでしょう。渡しの会社の場合は「家がないとビザの更新に支障が出て業務に影響が出るので、日中でも同僚連れて行って来い」という会社だったので、随分助かりました。

内見では**「今すぐここがほしい!」言いましょう**。欲しいアピールをどれだけ出来るかがポイントなのかなぁという印象

契約する

契約したいとオーナーがいうと晴れて契約です。13ページぐらいある契約書に細かいこと(貸し出す家具や設備、家賃や共益費に含まれるコストの詳細など)が記載されているので、よく読んで契約してください。ドイツでは契約書に書かれていることがすべてです。これ以上もこれ以下もありません。

余談ですが、契約書には「貸主の義務」「借り主の義務」のような行動規範があって、まあ、騒音をあまり出さないようにとか、常識的なことが書かれていますがドイツ特有として、「貸主は家の温度を〜に保つ必要がある」とか「借り主は一日2回程度の換気する必要がある」という項目があって、興味深いです。

私の家のオーナーも、「料理やお風呂を使ったら窓を開けて換気してね」と何度もいっておりましたのでこの国の気候による重大な事項何だと感じられます。きちんと守りましょう。大家さんから退去を命じられて追い出されたら次の家を探すのが困難になります。

その他のコツ

Immobilient Scount24で有料会員になるとメールのプライオリティが上の方になるので、貸主からの返信率はグッと上がります。・・・私も有料会員でやってみましたが実際に返信率は上がりましたし、大家さんが知るべき私の情報をまとめられて送ることができたりSchufaという信用情報の書類を無料で作成出来たりします。

結局、私の家は有料会員になる前に問い合わせを送った物件ですが・・・(笑 縁ってなんなんでしょうね。

余談

今のおうちですが、最初に問い合わせをして内見の連絡が来たのは3週間後でした。他の物件の内見を終えて帰る途中に電話がかかってきました。オーナーは英語が駄目で、こちらはドイツ語がだめで、英語でゆっくり「あとで書け直す」と伝えてオーナーも理解したようだったので、ダッシュでドイツ人の友達のところに駆け込んで電話をしてもらいました。

内見はその週の土曜日、他に3件の内見予定日でしたがなんとか時間を工面してそのドイツ人の友人の車で一緒に内見をしました。友人が頑張ってくれてアフリカのことや、会社のことを話しをしてくれてなんと次の日に「貸すことにした!」という連絡をもらったのです。

英語が苦手なオーナーが、よくドイツ語が苦手な私に貸してくれたものです。物件は、大家さんの敷地のHinterhaus。お隣はオーナーのお母さん?とおばあちゃん?娘夫婦が住んでます。娘夫婦は英語ができるので彼らを通じて細かい事を、オーナーとはなんとか簡単な英語でやり取りしています。

ちょっと環境が協力隊っぽくて気に入ってます。ドイツ語頑張ろうという気にもなりますね。

他・コツ

コツはとにかく「スピード」で内見を取ること。あとは、電車で20分ぐらい離れた田舎町だと競争率がぐっと下がります。そして、英語が出来る不動産屋さんが仲介していると、収入がきちんとある人に対しては好意的です。

さぁ、私もこれでようやくドイツで地に足がついた感じです。
これからが本番ですね。