ボツワナ事情:通信事情:ハボロネ

ボツワナ事情:通信事情:ハボロネ

多くの開発途上国でモバイル端末によるインターネット接続が普及しているようにボツワナでもモバイル端末は普及しつつあります。ただ、東南アジアのようではなく、フューチャーフォンの方がまだ普及しています。

PC隊員としては、インターネット、通信の確保は死活問題です。というわけである程度調べてみました。ややこしすぎて混乱します。

固定電話

Botswana Telecom(BTC)の一択のようですが、携帯電話が普及した今、固定電話の意味はあまりないかと思います。Broadand Botswana Internet(BBI) という会社がVoIPを提供しているみたいです。

固定インターネット

いわゆる有線ですがこちらもBotswana Telecom によるADSL回線が一般的です。BBIも提供しているようで高速そうですがいかんせん高価です。

モバイル

携帯電話会社は3社。BeMobileとOrangeMascomというのがあります。

BeMobile

BTCが運営しているので国営です。そのため、小さな村でも電波が入るようでカバー率は高いです。コミュニティ開発の隊員などは連絡用がコレです。ただ、回線が貧弱でビジーや他社と相性が悪い、ネット利用の場合遅いとかあります。

Orange

ヨーロッパ圏の会社のようです。ボツワナ内でも首都の一部で4Gを始めるなど高速を売りにしています。実際首都のドミトリーからUSBモデムを利用した場合下りが4MBps出ることもありました。
 ただし、料金がその分高めです。通常料金がわからないですが、パッケージ(バンドル)で1日制限で60MBまでで10プラ、あるいは、日数は15日制限でデータ量15MBで10プラという感じです。60MBというとスカイプ3分ぐらいでしょうか。。
 地方隊員が予備やメールチェック用に持っているような気がします。私もUSBモデムの古い型が69プラ(900円ぐらい?)と安かったので持っています。通信費が高いので利用シーンは考えものです。緊急連絡用ですかね?

Mascom

こちらは私がJICAから支給されたSIMです。Mascomはボツワナの民間業者です。月末にプリペイドのエアタイムをチャージすると2倍になるとかいろいろキャンペーンをやるのが特徴です。インターネットのパッケージも1時間10プラ、14日制限の14MB制限で10プラ、とOrangeより安いです。あた、0時から早朝5時は10プラでネット使い放題というのもあります。速度は試していません。

料金:ポストペイ型

ADSLは月額制です。中間のプランで2Mbps-4Mbps、月額P442.00 - P735.44です。高い!ADSLなので場所や配線によっては速度出ません。悲しい。モバイルもポストペイありますが、プリペイドをよく利用しています。何でかな?

料金:プリペイド

エアタイムというものを購入します。10Pから買えます。バス停(コンビ)やモールの露店で携帯各社のテーブルクロスや旗が出てればその会社のものが買えますので、結構あちこちで買えます。買い方はわかってる限り3通り。

  • 露店でおばちゃんから転送してもらう

一番最初に私が購入しようとして知らずにコレだったという。よくわからなくて通りすがりの人と売店のおばちゃんと四苦八苦して20プラ入れました。どうも、おばちゃんの携帯にあるエアタイムを料金分転送して、お金を払うという形のようです。ボツワナの良いところはこういう売買で基本、騙さないのでわかんなくても安心です。(タクシーは若干、割り増しされることがあるそうです)

  • 露店でエアタイムコードを買う

スクラッチになってて、コインで削り携帯から入力する方法です。iTunesやGooglePlayなんかの物と同じですね。

  • お店で買う

スーパーのサービスカウンター的なコーナーや、レジでエアタイムくださいって言って買うパターンです。レシートにコードが印刷されて出てくるのでソレを携帯で入力します。PEPというお店で買うとなんと1,2%の割引だったりします。

残高確認やリチャージ

エアタイムの確認やリチャージは専用の番号やUSSDコード番号(*148#とか)を発信し、その結果が画面に出るとか、SMSで送られてくるとかというやり方が基本です。なので、USBモデムにチャージするとなるとUSBモデムからSIMを抜いて、携帯に挿し、チャージ後戻すというめんどくさい感じです。ですので、複数のキャリアを使う場合は携帯もダブルSIM仕様が便利です。挿し直すごとに再起動必要なのは変わらないんですが。

また、番号はキャリアによっても違うので、混乱しまくります。ちーっとも覚えられないです。ただ、レシートやカードに書いてあるので大丈夫かな。

モバイルインターネットの利用(プリペイド)

プリペイドはエアタイムという物を10プラ、20プラ〜という単位で買ってSIMにチャージします。このエアタイムは通話とSMS用です。一応有効期限があります。インターネットを使う場合もこのエアタイムから使っていくこともできる(はず?)ですが、データバンドルというインターネットを使うパッケージのようなものを買って使うのがお得です。大抵データ量のプランか時間のプランがあります。Orangeは時間のプランでもデータ量の上限があります。時間のプランは有効期限が短く、データのプランは有効期限が長いですね。上手く利用して通信代を抑えて暮らしていきたいものですな。

写真はMascomの10プラのリチャージチケットです。裏面にスクラッチがあってこすると番号が出てきます。

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2025 Techno

2025 Techno

2025年になりました。昨年度から本格的に聞いてきたテクノミュージック(主としてHardStyle、Schranz、Industrial、Dark)、このページに聞いてきたアーティストをリストしてきました。本年度も継続して追いかけていこうと思いますが、2025年に聞いたアーティストはこのページに新たに追記していきます。 2024年のリストに掲載済みのアーティストで2025年に改めて聞いたものであっても、改めてこのページに追記して好感度を(+)で改めて表す予定です。複数回聞いたものはそれぞれの回ごとの評価にしよかな。去年1年聞いて好みが変わったり、アーティストのスタイルが変化していたりするかもしれませんしね。それでは本年度もよろしくお願いします。 Die Liste 2025 * Fjusha * + * ++ Teletec Showcase * Shlømo ++ * AZYR++++ * アジールくん。去年から名前はちょいちょい見かけたけどやっと聞けた。かなりよかった。 * UEBERREST++ * AXRTUR * Lola Ceris

By Mpho Sato
PICKUP ARTIST: MOIA

PICKUP ARTIST: MOIA

今回は、MOIAを紹介します。彼女は、2024年4月のCHARITY RAVE FOR CANCER BY NIKOLINAで知りました(Donor Gallery dkfz. Let's dance together for a good causeに掲載されています)。ただ、AM4時からの演奏で私の体力もなく、ちょい聞きで帰宅したのであります。 このページにあるように、ちょっとでも聞いたアーティストについては自宅で復習をするんですが、その際にMOIAに関しては「また聞きたい」と強く思うサウンドを展開していました(いや体力持たなかったんです。その日)。彼女は自身のリリース曲を持っていますが、インダストリアル、ハード、そしてちょっと妖艶、シャーマニズム的なそういう雰囲気のある、RA.CO的にはドリーミングな曲調が印象的です。 まぁ、これが良いんですね。若干トリップ感ある感じなのとハードな感じが体の中にあるストレスを圧縮爆発して解放されるそんな感じです。 なかなか、近くのクラブに来ることがなくて2回目ちゃんと聞けたのは10月のF2F Female Edition でした。 こ

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PICK UP ARTIST: CLOUDY

PICK UP ARTIST: CLOUDY

CLOUDY, 2024年5月の4h extended setでンポに衝撃を与えたDJです。人気急上昇中でアイドルに近い感じのようになっていて、このDJが出演する回はとにかく人がぎゅうぎゅう詰めになります。 サウンドは、ハードテクノ(シュランツ)にグルーヴィを取り入れたような感じでハードテクノ寄りなのですが少し一般ウケしやすい形になっていると思います。その回の彼女のセットがその時の私のフィーリング、バイオリズムにばちこーんとフィットしてしまったとはいえ、私をこの分野に定着させたDJかと思います。彼女はまだ自身のリリース曲を持っていないDJです。 Instagramでのファンに対する返信や反応もよくしてくれていて、その人柄もファンを熱狂させる原因かもしれません。日本のアイドルを追っかける気持ちが少しわかりました。とにかく楽しそうに曲を操るので彼女の情熱や愛情が伝わってきてこちらも熱くなる、そんな感じです。 ALL NIGHT LONG 彼女の詳細はRA.COで確認できます。 HÖR 2025.4.13 追記 今年は幸いにもすでに、2回Cloudyのプレイを楽しめました(T

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