ドイツでの住民登録など

ドイツでの住民登録など

ドイツで住民登録

ドイツにも住民登録があり、転入してきたら14日以内に行わなければなりません。ということになっています。ルールに厳しいところがあるのでドイツではやらなければいけないことはやったほうが得です。ゴネ得という言葉はきっとないのでは?

住民登録(Anmeldung)

住民登録・・・というよりも、「転入届」に相当するものです。発音は「あんめるどぅん」。Bürgerbüro(びゅぁーげぁーぶゅーろ)という市役所に行って行います。このBürgerbüroは同じ街でも複数あるので近いところに行けばいいのだと思います。次の書類を準備して行きます。

Anmeldung用のフォーム

Wohnungsgeberbestätigungという、家の大家さんに書いてもらう書類

カールスルーエの場合はフォームはBürgerbüroでももらえますが、オンラインで記入してPDFをダウンロードできたり、PDFをダウンロードしてPDFに直接記載して印刷して持っていくことができます。

Wohnungsgeberbestätigung

発音よくわかりません。「ゔぉーぬんぐすげべあべすてちぐんぐ」?これは大家さんが、たしかにこの人に家を貸していますよという証明なので、大家さんに書いてもらってサインをもらう必要があります。私は、会社が提供するホテルに2ヶ月いる状態でしたので、どうしたらいいのかなとホテルに訪ねました。

すると「ホテルではこの書類にサインすることはできませんよ」と言われ別の書類「この人は確かにここにこの期間宿泊していますよ」というレターを作ってくれたので、それをもって役所に行ったものの、見事「これじゃ駄目です」と一蹴。役所もホテルも「できません」の一点張りなので会社に問い合わせたところ、会社がWohnungsgeberbestätigungにサインをすることで解決。

このように決められた書類がないとにっちもさっちも行きません。ここは。

家族を登録する場合

ドイツに家族ごときた場合はAnmeludungの書類を家族分ぞれぞれに必要(家族用のがあるのかしら?)です。また、家族がどこにいようと次の書類を用意しましょう。私はわからなくて二度手間三度手間を踏みました。

  • 婚姻証明書(ドイツ語版)
  • 出生証明書(ドイツ語版)
  • 上記のオリジナル(戸籍謄本)

婚姻証明書と出生証明書はドイツにある日本大使館、総領事館で申請してもらってください。日本大使館、領事館にはそれぞれ管轄の地区が異なりますので、確認の上、なるべく自分の住んでいる地域の管轄の大使館領事館で発行してもらうほうがいいでしょう。書類にその領事館大使館のハンコ(サイン)がつくので。でも、考えてみたらどの大使館領事館が発行したってそれは日本国が発行する確かな証明書なので大丈夫なはずなんですけどね。

ドイツの役所が疑問に思って、サインしてある大使館領事館に電話をして問い合わせをしたら、その書類はうちの管轄じゃないから知らん、なんていうのかしら??

というのも、カールスルーエはミュンヘンにある領事館が管轄なんですが、フランクフルトの領事館のほうが近いんです。距離的に。

家族を登録すると何がいいのか

私はドイツの会社でドイツの税金を払っています。家族を登録すると次のようなメリットがあるはずです。

  • 税金がお安くなる。→ならない(笑
  • 子ども手当がもらえる(かもしれない)

税金がお安くな・・・らなかった!

これは、夫婦で登録すると何万円も税金が安くなります。ドイツの場合は夫婦でなくても(婚姻していなくても)パートナーとして登録すると安くなったりするようです。ががが、どうやらパートナー、配偶者が海外に住居している場合はならないようです(泣。バーデン・ヴュルテンベルク州(BW)のサイトに記載があったので少なくともBWではだめです。他の州では状況が異なるかもしれませんが。どうでしょうか。

なお、税金区分はSteuerklasse(税金クラス)といって、1〜5まであります。私は1、夫婦で同居なら3〜5、配偶者の収入による感じです。

子ども手当が出る・・・かも

ドイツの子ども手当は、1人目、2人目までは1ヶ月あたり200ユーロ、日本の倍出ます。日本でもらっていると出ないという話も聞くのですが本当のところは?また、ドイツは子供手当ては仕事をしていないなどの条件によっては25歳まで出ます。大学もほぼ無料(BW州は外国人は費用必要かもしれません)だし、子ども手当も出るのでお金の心配をそこまでしなくても、学業に専念できるわけです。子ども手当は、申請してみて子供が海外に住居している場合どうなるのかを検証してみたいと思います。