Mpho Sato

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ボツワナ式出張:ワークショップ

ボツワナ事情

ボツワナ式出張:ワークショップ

前回、1週間のうちの1回目は丸一日、「話し合い」でびっくりしたという話でしたが、火〜木曜日はガッツリ、ハンズオントレーニングでした。 講師 講師は、システムを導入して普及に努めてきた先輩隊員で、彼のカウンターパートが補佐という形でした。 しかし、先輩隊員は、先週金曜日に聞かされたとのことで、急遽、環境を8つ用意するのは大変だったと思います。お疲れ様でした。内容は彼のカレッジで一度やったことのある内容ということでしたが。 ハンズオントレーニング 7時半からですが、大体8時から8時半に始まります。早く着いた人はひたすら待ち、雑談。そして、10時ごろにティーブレイクになり、11時から12時半ごろまで再度トレーニング。13時頃から14時頃までお昼で、相変わらず午後は断水なので解散となりました。 最終日 最終日は、まとめということで話し合いと今後の展開、ちょっとミニストリーのエライさんが来てお話みたいな感じで終わりました。ティーブレイク後解散ですが、ランチは出すというのでランチを取りたい人は、ランチで集合。 雑感とボツ

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ボツワナ式出張:ワークショップ:会議編

ボツワナ人の働き方

ボツワナ式出張:ワークショップ:会議編

前回の記事から随分時間が経ちましたが、出張、その実態についてです。この出張や会議はあくまで一例でボツワナ全体でこうというわけではないだろうと思います。参考までに。 集合 7:30 まぁ、何だかんだで大体8時半ぐらいになりますかね。車で小1時間かかるが、出張扱いにならない微妙な距離のカレッジの担当とかいますから7時半きっちりは難しいような。 1日目 この時点で知ってることは**「オンラインエデュケーションシステムについてミーティングします〜。ワークショップもします〜。」**というのだけ。さてさてと思っていると、本日のプログラムを持った女性が隣に座ったので見せてもらいました。 * 自己紹介 * システムのデモ * 話し合い * ティーブレイク * 話し合い * ランチ * 話し合い 「話し合いだけ!?」 というのが最初の感想。もちろん**話し合い(Discussion)**に時間をかけるのも悪くないがこの時点ですでに嫌な予感しかしない。 話し合い アジェンダがあるわけではないので、各人言いたいことを言

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ボツワナ式出張:手続き編

ボツワナ事情

ボツワナ式出張:手続き編

出張参加のレター 教育省の部門から、「ワークショップ、ミーティングをするので以下のものは出席してください。ティーとランチは提供しますが、宿泊と交通費は各カレッジで出してください」という旨のレターがFAXで届きます。そうすると、いざ出張!となります。 この予告のようなレター「以下のものはこのプロジェクトにアサインされました。近日ミーティングをします」的な予告はあるものの、いつもミーティングや出張の連絡は急に入ります。ただ今回は、何度かカウンターパート(CP)に「確認して」と月曜日から言っていたので、前の週の火曜日に日程がわかりました。 ただ、先週の金曜日に「確認する」とCPが言って何も連絡がなかったので、月曜日に「ミーティングいつだった?」って聞くと若干焦り顔で「あれ?今日からだった??」と返されたので若干冷や汗でした(笑)。「しらねーよ!(Ga ke itse!)」というしかありませんでした(笑 出張前の準備 さて、出張となったら。宿泊と交通費はカレッジ持ちということで、はじめに宿泊代の見積もりを取ります。1泊600

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私寝てないの雑感

私寝てないの雑感

私寝てないのシリーズ前々回、前回の記事の保続 前回の記事で仕事だと思っていたことがプライベートの用事でしたということ、突然の依頼に慌てふためいたということを前回の記事では強調した形になりましたが、この方はキースキル部門と、ビジネス部門と両方のHead of Departmentを担当しているので働いていないと言われたら、それは誤解です。 論文も寝ないで書いているということだし、自分の勉強のため学校へ行くのも週末。正直頑張っておられる。 また、修士論文の作成についても、「フォーマットがあるのよ」とこの方はおっしゃっていましたが、見るとなるほど論文だという構成でした。 悩みどころの「出典文書がなく、インタビューで得た背景情報をどう論文内で表現して説得力あふれるものにするのか」という点は、世界共通で悩みどころじゃないでしょうか。 「アンケート用紙を書き換えたら辻褄が・・・」というくだりも、この手のことをやったことがある人は「誰もが考えたことがある」のではないでしょうか。 そう、この記事はどちらかと言うと「ええー!そんな〜

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ンポ、、いつになったら手伝うの?

ボツワナ人

ンポ、、いつになったら手伝うの?

続:「私、、、あまり寝てないの」 今回のトピックはですね、以前紹介したビジネスのHoDが土日も頑張って働いているのではないかというトピックの続編です。 ある月曜日 Mma: ンポ、いつ私のところにヘルプに来るの? ンポ:(ヘルプに来てって言われてないけど?)何ですか、Mma? Mma: 私の例のプロジェクト、論文の査読が必要なの。UB(University of Botswana)の中から5名、外部から5名必要なの、まだ全部見つかってないのよね。。。査読が終わってフィードバックを修正して提出しないとプロジェクトがポシャるわ ンポ:それは大変ですね? Mma: あなたマスターディグリー持ってたわよね?査読する人は最低マスターディグリーがあればいいのでお願いできない。それか、あなたの友だちか。 ンポ: (ICTとは全く関係ない・・・。しかし)締切って何時なんですか? Mma: この週末なのよ ンポ:えぇ!そりゃ大変だ!取り敢えず私は協力するとして他の友だちに聞いては見ます。

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ボツワナの花

ボツワナで見られる花(その1)

ボツワナの花 浮きになり雨が降ると草花が一斉に育つようです。というわけで、荒涼とした大地の中でもひっそりとあるいは大胆に咲かせる花達を紹介。 ジャカランダ(Jacaranda) うちの近所のバーもジャカランダで超うるさいですが、ジャカランダは花の名前です。日本でいう桜みたいな感じで綺麗です。色は紫ですが。あと、この花は雨季になる前に咲きます。。10月ぐらいです。 写真がいまいち良くない 以下、いろいろ。どういう種類か分かった奴もあるけど、全然分かりません。本見て同定試みてるのだが。才能ないなぁ。 Senna italica 不明 野草 不明 野草 不明 これは木ですね。 今後も花を見つけては撮っていきます。

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ボツワナ式結婚式

ボツワナ事情

ボツワナ式結婚式

結婚したい! ボツ人の話ね。ボツ人の。結婚したいかどうかは分かりませんが周りで結婚の話がよく出る。すでに私は2回結婚式に出ましたし、「来年結婚するんだ〜!」という人も周りで二人。一人は学生、一人は結婚資金のために警察官をやめてマイン関連の建築にジョブチェンジしたとか。 ハウトゥ結婚 詳細はよく分かりませんが、結婚となると大金が必要だとか。まず、牛を平均8頭奥さんの家に納める必要があります。結婚したい男子は牛のために一生懸命に働きます。日本の結納のような意味合いでしょうかね。近年では牛ではなく金銭を提供することも増えたとか。近代化ですかね? さてその牛は1頭あたり8万円ぐらいだそうですので、平均6,70万必要ってことですかね。う〜ん。これだけでも大変。 そしたら結婚式を準備せなってことになるのですが、これはMalomeと言われる母方のおじさんが取り仕切るそうです(セツワナ語の先生談)。また、Malomeは親族の重要なポジションだとか。 結婚式ですが大抵2回。新郎側のホームタウンで1回、新婦側のホームタウンで1回です

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Jwaneng Public Library

ボツワナ事情

Jwaneng Public Library

私の任地ジュワネンには公立図書館があります。Jwaneng Public Libraryです。図書館サービスはMinistry of Youth, Sport and Culture(MYSC)という省庁がBotswana National Library Service (BNLS)として行っています。BNLSのHPは現状リンク切れですが、、、。 整理整頓もされていてステキ 図書館カードを作ろう Public Libraryでは1回に付き2冊、2週間の蔵書の貸出を行っているようです。借りるためには登録が必要です。まず受付でレジストレーションフォームを貰います。 登録にはレジストレーションフォームに記入と、パスポートサイズの写真3枚が必要です。そうです、その日に登録できません。写真取ってこないと!ジュワネンにも写真屋さんはいくつかありますが、土曜日に訪れた1件目は「印刷用紙がないから月曜日に来てね(はぁと)」と言われました。月曜日にイヤーな予感を持ちつつ仕事終わりに行くと「まだ無い」と、「ほらやっぱり!」 カ

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黄熱病予防接種

黄熱病予防接種

ボツワナは黄熱病予防接種の必要ない国としてJICAから指定されているため、私も予防接種を日本で受けてきませんでした。しかし、協力隊員には私事目的任国外旅行という制度を利用して、年間20日間周辺諸国(渡航先は限定されている)を訪れることが出来ます。 そのため周辺諸国に行く場合、イエローカードが必要になってくることがあります。しかし、一般的に南アフリカ地域周辺諸国では黄熱病流行国以外からの入国にイエローカードが必要ない事が多いようです。 しかしJICAの基準ではザンビア、マラウイは推奨していますので、私は必要なのだろうと、ボツワナで黄熱病の予防接種を受けることにしました。 聞いた話だとボツワナでの黄熱病予防接種は無料で受けられることもあるらしいのですが、ここジュワネンではどうか分かりませんし、これに割く時間も勿体無いので私は、前回もお世話になったジュワネンマインホスピタルに受けに行きました。 受付1 はじめにレセプションに行きます。前日に聞いた話だと最初に薬局に行ってからなんとか、と聞いていたのだけどレセプションで受付が必

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ボツ人ぼやく

ボツワナ事情

ボツ人ぼやく

人に親切で困ったら良い意味でも悪い意味でも助けてくれる。そんなボツワナ人で、疲れたらち安め、今日やることでも明日にしよう、と楽な方向に流れる傾向にあります。 また、依存体質なところもあり、困っても誰かがなんとかしてくれると見えるような節がある、実際大抵のことは誰かがなんとかしてくれるので困ったのか良い社会なのか、戸惑います。 と、書くとボツ人は仕事しない、いい加減な人たちばかりではないかと思いますがそうでもない。びっくりするほど「いますぐやろう!」モードになり、あっという間に一段落することも多いので何が彼らのスイッチなのかさっぱり分かりません。 仕事がほしいインターン 若者の雇用対策の一つとしてインターン制度があります。インターンとして働いて現場で働ける人材育成をしようと言う試みです。インターンはP1300(ドライバーさんでP3000程度)という低賃金なのでJOCVが「日本のボランティア」だとしたらインターンは「ボツワナ政府のボランティア」とインターンがぼそっと言ってました。 インターンは実績をつけて推薦状を貰って労働条件の良

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ボツワナ式お葬式

ボツワナ事情

ボツワナ式お葬式

ボツワナでお葬式に出る機会がありました。しかも二周続けて学生が亡くなるという経験をしました。最初の方は自動車学科の40歳女性で事故でなくなりました。次の方は私の所属するICT学科の25歳前後の男子学生で病気だと聞いています。二周続けて、しかも学生がと言うのはやや異文化、異国の社会を感じさせます。ただ、お葬式というのは家族単位の大きいボツワナでは頻繁に行われているのか、カレッジの先生もお葬式によく行っています。 それでも、年齢はまちまちでも同じ学校の生徒が亡くなるというのはなかなかのショックです。どちらの方も喋ったことは無いと思いますが、写真を見れば学内であったことあるお二人だったはずです。 学内でのメモリアルサービス さて学生がなくなるとカレッジでメモリアルサービス(追悼式)が行われます。学生とスタッフ、家族代表、ジュワネンの関連のある方々(と思われる)、牧師さんがカレッジのホールに集まります。生徒は椅子を教室から持参します。 このメモリアルサービスはプログラムが発行されますが、司会役の先生が進行します。朝8時から1時間半程度のプロ

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15年の時を超えて

人々

15年の時を超えて

前書き このブログではボツワナやボツワナ人の考え方、生活習慣などで私が感じ入ったことを、若干長めの堅苦しい文章で紹介する。そんなブログを目指しています。 しかし、ボツワナ生活も3ヶ月が過ぎ、若干の慣れ、惰性というものが出てきてる、、、ような気がしています。 いや、ブログの更新が遅いのは自宅のインターネットがいろいろな事情でかれこれ2週間止まっているからです。 要請内容 このブログでは私の活動については触れていませんが、端的に言えば学内のコンピュータネットワークとパソコンの管理をスタッフと一緒になってやって、技術移転もしちゃおう!ついでに生徒育成もできて、PCラボの5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)もしたいな!というノリの要請です。 つまり、ICTに関する何でも屋というところですね。実際活動はパソコンのウイルス駆除から、スマホの操作のヘルプといったクライアント側のヘルプと、Windowsサーバーやネットワーク、Linuxサーバの設定やヘルプといったサーバサイド、インフラ面でのヘルプも行うという感じです。 前任のあしあと さて、私は2代目の交代として派遣

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